花笠人形印

ヤマコン通信 平成21年2月号

 山形では、2月の半ばで雪が消えてしまいました。その後、少しまとまった雪が降りましたが、その雪もほとんど消えてしまいました。

 今年の冬は、最高気温が氷点下の真冬日が一日もありませんでした。東部太平洋の海水温が低くなるラニーニャの年で、カメムシの発生も多い年だったので、寒くて雪が多い冬を覚悟していましたが、正反対の暖冬の年になりました。
 蔵王の樹氷もほとんど落ちてしまったようです。

 山形期待の米の新品種の名称が「つや姫」に決まりました。県民投票の結果では「山形97号」(4621票)、「出羽穂の香」(4060票)、「つや姫」(3285票)でしたが、ブランド米として他の県でも生産しやすいようにと、山形を前面に押し出さない「つや姫」に決まったようです。
 本格的に市場に出荷される来年の秋が楽しみです。

山・地蔵山ある記
 2月12日(木)蔵王温泉観光協会より輪カンジキトレッキングの依頼があり、地蔵山(1736m)周辺の樹氷原を歩きました。都内よりお見えの木村さん夫妻の案内です。蔵王ロープウェイ山麓線で山頂駅まで行き、輪カンジキを履き(初めてとのこと)、地蔵尊へ参拝して、地蔵山山頂へと歩き出します。霧と風で視界が悪いのですが、この時期はこんなものと樹氷原の間を歩きます。樹氷とエビの尻尾と言われる雪の造形を堪能し、地蔵山山頂へ登り、下りは地蔵尊の前を通り、ザンゲ坂の樹氷原の中を歩くとスキーコースと交わります。
 しばらく歩き、コースから離れ又兵衛平からイロハ沼へと散策します。ここはポッカリ空間の雪原なのです。ここで昼食を食べていると、天気が良くなりつつあり、それでは新田平から御田の神の近くに見晴らしの良い所まで散策です。ここから地蔵山・熊野岳(1841m)・蔵王沢が美しく見えます。
 その時、木村さんが言いました。「沢に足跡がある。なんだろう」と! そんな話をしながら移動すると、足跡の近くに大きなカモシカがいました。大きなカモシカが歩くと、小さなカモシカがついて歩くのです。親子でした。親が急な坂を下ると、子が坂を下ろうとしません。私達はしばらく様子を見ていました。すると親カモシカが子カモシカに戻ってくるのです。そしてそこで動こうとしません。そして私達を見ていた様な気がしました。私達はその場を立ち去り、新田平・又兵衛平・樹氷原駅・山麓駅へと帰りました。
 又兵衛平(1435m)イロハ沼(1441m)新田平(1489m)見晴らし(1510m)の標高です。雪の中でのカモシカの親子を見たのは初めてでした。木村さん夫妻にも喜んでもらえたと思う。
 蔵王温泉観光協会9時集合〜解散は15時の約6時間の行程でした。
平成21年2月12日(木)   よしだ よしはる

 映画「おくりびと」がアカデミー賞外国語映画賞を受賞しました。撮影の大半が山形県の庄内地方で行われましたし、山形市の隣の上山市では本木雅弘さんが演じる主人公・大悟の実家のロケが行われましたので、ロケ地巡りなどはいかがでしょうか?
 また、今期J1に初参戦のモンテディオ山形が3月7日に開幕戦を迎えます。贔屓のチームの応援に、ぜひ山形へお越しください。
 ドラマ「天地人」も合わせて、今年の山形は見所満載ですので、今年は賑やかな山形になればいいなと思います。

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