花笠人形印

ヤマコン通信 平成13年11月号

 山形県内では、もう初雪が降ったところもあります。山形市内はまだですが、もうそろそろ降るでしょう。この頃になると、自動車のタイヤの交換をしたり、物置からスキーをひっぱり出してきたり、長靴を準備したりと大忙しになります。これは私の仕事で、本当は植木の雪囲いや、冬用の漬物を漬けたりで忙しくなります。

 ちょっと前に花のサラダが流行したことがありましたが、山形では、昔から菊の花を食べています。山形は流行の最先端を行っているということになります。その菊の花の名前は「延命楽」というのですが、普通は「もってのほか」と呼ばれています。その名の由来は、「天皇の紋章である菊の花を食べるとはもってのほか」とか「もってのほかおいしい」などと言われています。いずれにしても、「もってのほか」は、山形の秋の食卓に欠かせない味覚です。「もってのほか」の畑の風景を『風景』-『名所・旧跡』で紹介しています。

 きれいと言えば、紅葉の時期の山寺の眺めもまたきれいです。芭蕉の句「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」が有名で、夏の山寺もすばらしいのですが、ぜひ、紅葉の時期の山寺も訪れていただきたいと思います。『風景』-『名所・旧跡』で紹介しています。

 山形のような雪国の冬は、家に閉じこもってテレビを見ながら、みかんを食べているといった暗いイメージではないでしょうか。でも、多めに雪が降れば早起きして雪かき、道路が凍結すると混雑するので早めに出勤と冬のほうが大忙しです。次回は、山形の冬の味覚「青采漬け」をご紹介する予定です。お楽しみに!

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